補講の2回目です。
実は、IISを最初にインストールした状態では、ASP.NETは使えません。他にも色々な機能が制限されています。
これは「まずは最低限の状態でインストールする」というセキュリティの方針から、こうなっています。一見不便なような気がしますが、必要なときに必要なだけの設定ができる(よくわからない設定がされていない)状態であるので、「安心感」があると云えます。
余談ですが、GUI部分すら取り除いた、Core モードというのが、Windows Server 2008 にはあります。起動すると、馴染みのない(私にはなじみ深いのだが)、DOS プロンプトが立ち上がります。
さて、ASP.NETを導入するためには、サーバーマネージャの「役割」を使います。
右にある「役割サービスの追加」をクリックすると、ダイアログが出ます。
ここで【アプリケーション開発】→【ASP.NET】にチェックを入れて【インストール】ボタンを押すと、ASP.NETが使えるようになります。
vista の場合は、ちょっとややこしくて、
【コントロールパネル】を開いて、【プログラム】を選択した後に、【Windowsの機能の有効化または無効化】を選択します。
【Windowsの機能】のダイアログで【ASP.NET】を選択します。
ちなみに認証関係(基本認証やWindows認証など)も初期状態では入っていないので、ここでインストールします。