WordPress Book Style の実験運用をします

公開執筆をします … と言いますか、昨今の日本の電子書籍化なんですが、漫画関係、小説関係とぼちぼちと出ているものの(私にとって)肝心の「コンピュータ技術書」はほとんど話がないんですよね。もともと、オライリーの PDF 販売などがある訳で、紙面レベルの DTP から興すことは可能なのですが、執筆者自身からというのは難しいのが現状です。ええ、Web サイトの技術系記事でも十分というのもあるのですが、Twitter 也が流行ってしまってからブログも低迷しているようだし、このまま個人的な発信状況が沈下してしまうのは問題かと。

image

で、個人的に電子書籍化することを目指して、広告費削減も含めて WordPress を使って公開執筆をやってみます。実は、これ依頼ものなので、このまま私自身が「電子書籍化」できるかどううかは不明です(正確に言えば「契約書」を交わしてないので、現状は「白」ですね)が、まあ、ブログから書籍化というパターンも昨今多いし、その後ブログ自身を消されることはないので、こういう風なのもアリかと。

アメリカではいくつかのベータ版の PDF がフリーでダウンロードできたり、日本でも校正者を幾名か募集して書くパターンもあるので、それと似たようなものです。執筆時のデータは生データではないので、そのまま書籍になる訳ではありませんが、校正前のほぼそのままになると思います。なので、現時点では「著作権」自体は、増田 智明(moonmile)にあるので、引用やリンクなどは構わないのですが、「原稿をそのまま持って行って別のところで出版」ってパターンは止めてください。まあ、Wikipedia をそのままパクってしまう大手企業もあるので、なんとも言えませんが。きちんと、今回は copyright にします(いつもは、コピー/改変自由な copyleft なんですけどね)。

どこまで拡散されるか試してみたいといったところです。

執筆ペースは、結構なスピードで上がってくると思います。私の場合、この手の本は全体で3ヶ月弱で仕上げるのが常なのですが、今回は手伝いを頼んでいる関係もあり1ヶ月位のペースで上げる予定です。

なお、原稿が上がった後は、該当する wordpress は削除する可能性があります(出版するから、本と競合してしまうので)。ただし、「WordPress Book Style」として、少し考えているところがあります。

  • Google などの検索先として、本の宣伝にリンクする。
  • 全体を非公開にして、会員制のサイトにする。

WordPress で書いている関係もあり、スマートフォンのプラグインが入っています。なので、iPhone で見ると結構きれいな画面で読めます。このプラグインを流用して、WP Book Style に合うようにしていこうかなと思っています。

image

 

そんな訳で、公開執筆のリンク先です。執筆期間中の期間限定になると思いますが、ぼちぼち読んでもらえれば「iPhone プログラミング」ができるようになるかと。ええ、肝心の Windows 8 Metro のほうはまた別途。

iPhone Programming for Beginner | 初心者のためのiPhoneプログラミング入門(の原稿)
http://iphone.pp-club.net/

カテゴリー: 仕事 パーマリンク