acer w500 に visual studio 11 beta を入れるのは辛いし、cpu が 1GHz ではプログラミングは辛いので、リモートデバッグで動かすようにします。
方法としては2種類あって、
- 空きデスクトップPCにwin8+vs11をインストールして、acerへリモートデバッグ
- VMwareにwin8+vs11をインストールして、acerへリモートデバッグ
という方法があります。試しに両方の環境を用意してみて、どちらがやりやすいかなと。手元の空きPCがないので、Vaio Type-S に win8+vs11 を入れてあります。vs11での開発自体は、メインPCからリモートデスクトップを使うので、ネットワーク的には
メインPC -> VMWare or Type-S -> acer
という具合になりますね。
方法 : リモート デバッグをセットアップする
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bt727f1t.aspx
リモートデバッグ自体は、上記のURLを参考にしてDVDから入れます。共有フォルダから直接起動もできるようなのですが、今回は acer にリモートデバッグを入れるて試すということで。
実は、Visual Studio 11 beta の DVD の場合、フォルダ名が変わっていて「Remote Tools」になっています。ここで「rtools_setup_x86」を実行すればOK。
こんな風にインストールされていきます。
スタート画面に「Remote Debugger」がありますね。
実行すると、リモートデバッグモニターが表示されます。アイコン化してバックグラウンドで動かすことも可能です。終了するときは、タスクバーのインジケーターのところで終了させればokです。
これで準備はできたので、適当なmetroアプリを作って動かしてみます。
■別のwin8マシンで、vs11からリモートで実行する
あらかじめvs11で用意されているテンプレートを使って、デバッグ実行する時に「リモートコンピューター」に変更します。
初回は、次のように開発者ライセンスを設定待ちのダイアログがでます。
acer 側では、こんな風に同意待ちですね。Visual Studio 11 beta をインストールした時と同じように、Windows Live アカウト(Microsoft アカウント)を入力します。
これでうまく行くはずなんですが、下記なる謎のエラーが出て起動できません。
…と思ったら、ビルドターゲットが「x64」を変更したままでした。この開発マシンは win8 64bit版が入っていて、acer は 32bit版なんですよね。プラットフォーム ターゲットを「Any CPU」に変えればOKです。
リモートコンピュータを選択すると、アタッチ先のコンピュータ名を選択します。
デバッグを実行するとこんな具合に、実機(acer)と、メインPC間でデバッグができます。
実機なので、スライドの動作も楽だし、実機ならではの動作確認が可能ですね。シミュレータをマウスで使っていると、やっぱり違った感覚になるので、実機は必須かと思います。
デバッグなので、ブレークポイントも使えます。
今回は、開発PC(実際は、Vaio Type-S をリモートデスクトップ接続)から実機(acer)を制御したのですが、VMWare上にあるwin8+vs11を使っても同様のことができるかと。windows 8 自体がまだ発売されていないのと、メインの開発機のOSを入れ替えるのは躊躇してしまう(というか入れてはいけない)ので、サブマシンが必須。暫くは、こういう暫定のwin8開発マシンを用意しておいて、メイン開発マシンとの併用になるかと。
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