acer w500 に windows 8 customer preview を入れて IE10 でブラウジングしているところです。
画像が多いめのサイトを閲覧すると、ちょっと重たい…というかテーブルやCSSの認識がいまいちなのか、ロード中に何度も画面が書き変わります。これは、iPad でも同じで、画像が多いとブラウザ自体のキャッシュがオーバーフロー気味になるのかスムースに表示されません。このあたり、タブレット PC もターゲットに入れた Web サイト作りが模索されるのかも。
iPhone や Android 対応の Web サイトが出てきているわけですが、スレート PC という中途半端な解像度にも対応していかないといけない感じですね。
上から指をスライドさせると、切り替え可能なページが表示されます。URLを直接入力したい場合はソフトウェアキーボードを使うとのは iPad も同じです。ただし、iPad は iOS5 から、タブブラウザになったので、この IE10 のインターフェースが1年後どう見えるのか?はちょっと疑問かもしれません。
metro IE10 では、Flash が表示されないので、Youtube が見れません。
とんち協会&滑稽珍聞 : 動画コレクション(The Best Science Fiction films) が見れないという落ちが。ちなみに、闇嶽さんのページが悪いのではなくて、わざと IE10 で表示できないページを持ってきただけです。
ちなみに、iPad の場合は、youtube は見れます。ちょっと、これはなんとかしないと駄目かなぁと。
デスクトップのほうの、IE では Flash が動くので、そちらのほうで見ればよいのですが、UI として metro IE から desktop IE への転送機能が用意されていません。しかたがないので、metro IE の URL をソフトウェアキーボードでコピーして、
スタートページから「デスクトップ」を開いて、IE を開いて、URL を貼りつける、という非常に手間な方法が必要になります。こりゃ、ちょっとまずい。
ちなみに、IE10 のスクロールの動きはかなりいまいちで、スクロールさせると Flash のコントロールが追随しません。かなり画面がずれて、動くというベータ版っぽい動きです。まぁ、Customer Preview なのだから、という考えもできますが、「消費者調査」としては減点の大きいところですね。
付属の metro app のピンボールゲームを動かしたところです。グラフィック自体は、特に問題なく動いています。解像度が iPad よりも低いのできれいさは少ないのですが、そのあたりは win8 に適したハードがでれば、ぼちぼちと解決されるかと。
ただし、このピンボールゲーム、左右のタッチでバンパーを動かすのですが、非常に反応が遅いです。ピンボールなのだから一瞬で反応してくれないといけないのに…ってな具合で、スレート PC に win8 を入れてアクションゲームは辛いかもしれません。ちなみに、iPad のピンボールゲームは、綺麗に反応します。
どこが悪いのか分からないのですが、
- まだ、metro アプリのグラフィックライブラリが未完成で、タッチの反応がにぶい。
- まだ、metro アプリのグラフィックライブラリが未完成で、反応後のグラフィックの性能がでていない。
- ハードウェア&ソフトウェア的に、タッチの反応がにぶい。
ことが考えられます。最初の2つが原因だったら、おいおい解決される問題なのですが、最後の「ハードウェア的な問題」だとすると致命的ですね。
acer は 32GB の SSD を積んでいるのですが、Windows 7 Home から Windows 8 にアップデートした関係で、残り容量が 10GB ぐらいになっています。acer 用のアプリが入っているので、Windows 8 だけだとどれくらい占有するのか分かりませんが、動画を入れると一気に食いつぶすので、 SSD の増設か、SDHC カードを差し込んで「増設」するのがよいと思います。
実験的に SSD を切り替えるのは金額的にも労力的にも負担なので、ひとまず SDHC メモリの 32GB を買ってきて試そうと考えています。SDHC を差し込みっぱなしてにして、Visual Studio 11 beta を入れれば、それで使えるかなと。
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