というわけで、インストールマニアックスの決勝戦を見学に行ってきました。
http://www.thinkit.co.jp/maniax/2009/finalgame.html
13時15分頃に会場に行くと「人が少なッ!」(座っている人が20名弱)の状態でしたが、決勝戦の3時間中ぼちぼち人が増え始め最後には50名ぐらいにはなっていました。関係者としては、インプレスの人とMSの人が15名ぐらいでしたから、入賞者を除くと観客は20名ぐらい?
決選は「Windows Server 2008 R2」からインストールするという、、、最初からインストールしておいたほうがいい気もしますが、OSインストールで約20分間はまったりとした時間が流れておりました。
3時間(OSインストール以外だと2時間半)の間、OSSのインストールを続けるわけですが、優勝者の三浦さんが26個(だったっけ?)、準優勝の工藤さんが25個という具合で僅差1本。約5分に1本のペースでインストールするわけですから、見ている方としてはまさに彼らの「仕事振り」を見ている感じでした。あれだけ集中力がよく続くなぁと感心します。小向さんの追い上げもすごったし、細田さんのマイペースぶりは日常的な感じがしました。草刈さんのあきらめ具合(MTのインストールへ挑戦とか)も。
25,6本インストールに成功するわけですが、失敗したものも3分の1ぐらいあります。なので、ペーストしては、2時間半で40本弱をインストールの試行錯誤(インターネットからのダウンロードも含めて)します。
優勝者の三浦さん(左)と前回優勝者の田中さん(右)
で、私的に感想をつらつらと。
プログラム系の見知った顔が全くいませんでした。SE系だから畑違いなのか、インプレス&マイクロソフトという組み合わせが「マニアック」過ぎたのか。当選確率としては500台に対して750名近くの応募があったので、それなりにあった模様。定員割れではなかったようです。
パンフレットには、主催が株式会社インプレスビジネスメディア、協力がマイクロソフト株式会社となっており、会場も新宿のマイクロソフトの会議室が提供されました(ここの会議室はよく勉強会などで利用されます)。というわけで、NECの名前はありません。NECの営業の方(と思われる)が1名いらっしゃっただけで、関係者はいないので、主にNECからサーバー機をマイクロソフトが買い込み、梱包&発送していたようです。なので(想像するに)、「OSが入っていない」、「サーバ機が届かない」のトラブルはマイクロソフト側に問題がありそうですね(インプレスの企画部門かもしれませんが)。
見たところ、インプレス以外のプレス関係の人は(たぶん)一人もいませんでした。他社に宣伝するにせよ/しないにせよ、マイクロソフトとしてはあまりいい手ではなかったのかなぁ、と。デブサミや他の勉強会に比べて、決勝戦の会場が同じくらいの雰囲気というのは、あまりにもかなぁと。実を取る気だったのか、宣伝を取る気だったのかは不明ですが、
なので、商品がしょぼい件は、先のNECの協賛が無いことから、サーバー代はマイクロソフトが用意したと考えられます。前回の2008がDELL 100台でしたが、今回 NEC 500台の価格差が諸に響いているみたいです。ただし、マイクロソフトは NEC のサーバー機と萌えサーバーでコラボレーションしているので、内部購入はしているんでしょうが。
そのあたり、景品に掛けるお金が減ってしまったのかなぁと。
Windows Server 2008 R2は、実は64bitバージョンしか出ません。Windows Server 2008 Core で ASP.NET アプリケーションを動かそうとすると、64bit 版が必須になります。逆に言えば、32bit のサーバー機を打ち止めにしたい。32/64の両方を確認するのはコストがかかる、という省力化でしょう。ただし、Windows 7 は 32bit もサポートするし、Windows Server 2008 R2 のコアは Windows 7 と共有しているそうなので、まぁ、ハードウェアメーカも含めた「戦略」のにおいがします。
アンケート的には Think IT http://thinkit.jp/ が中心だったので、ここのコミュニティメンバが中心だったのでしょう。
そういえば、チャンピオンベルトは継承するもので、第2回のチャンピオン用のベルトを新しく作るのはおかしいぞ!と突っ込みを入れる予定だったのですが、
WBCフライ級チャンピオンベルトの横の方に付いているバッチは、誰の写真ですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1313092323?fr=rcmd_chie_detail
なるほど、ボクシングの場合は新しく作るんですね~。確かに入場曲はボクシング風だった気が(ということに)。
追記 2009/06/22
工藤さんのブログ技術的な何か。
http://d.hatena.ne.jp/jkudo/20090614/1244988853
# 「何か。」は、「何か。」なのか?(謎)