提供するサービスを量産するということ

巷で話題になっているので、メモ的に。

私はこうやってWebサービスをリリースしてきました。|ホットココア社長日記 @egachan
http://blog.livedoor.jp/ikiradio/archives/51525122.html

たった2週間でWEBサービスを6つ立ち上げる究極の方法!|ホットココア社長日記 @egachan
http://blog.livedoor.jp/ikiradio/archives/51026443.html

実は、2年前の記事を見たことがあるんですよね。

Web サービスの大量生産…というか、2週間で出来てしまうのはどうかなぁ、と思っていたのですが、2年後の記事を見れば、「量」というのは、それなりに人を圧倒します。

いや、「継続は力なり」ということで、成功ってのは、やり続けることの先にしかない、ってことです。

# 4月に会社を作ったそうなので、これから、って感じではありますが(些細ながらエールということで)

ちなみに、無料のWEBサービスを公開する理由は、会社の場合は、

  • 技術アピール、広告塔の役割
    → WEB製作の請負や、コンサルティングなどで収入を得ます。
  • 広告収入
    → PVを稼いで、他社から広告収入を得ます。
  • 有料会員サイト
    → 一部は無料、有料になって月額で収入を得ます。

作る側としては、定額の収入が得られるので、有料会員サイトが有力候補なのですが、サイト自体からは収入を得ず、広告塔として使うのもベターかなと思っています。株式会社ホットココアの場合は、広告塔のパターン(と思う)。

ちなみに、

WEBサービスが量産できるようになったのは、ここ最近の話で、5年前ぐらいからOSSの普及や、公開API、レンタルサーバーが非常に安くなった、ところがあげられます。

プログラムでもWEBサービスでも量産して、公開して、の流れが良いところは、

  • フィードバックが得られる、あるいは、フィードバックが得られない。
    → 得られないのは、「駄目」ということで、早めに切り捨てられる。
  • あれこれと、悩まずに済む、あるいは、妄想せずにすむ。
    → 取らぬ狸、にならずに済みます。
  • 技術力が付く
    → 単純に作るときの体力が付きます。経験値が上がるので、作るのが早くなります。

WEBサイトを作る、プログラミングができる人の最大の利点は、作って試せるところにあります。先の記事にもありますが「口だけではなんにも動かない」(口だけのコンサルタントになりたい場合は必須な技術なんですが)。

実際、モノを作ってみると、どれだけその素晴らしいアイデアが「無様な」ものなのかが分かります。そういう「無様な」ものってのは、人から見るとそう見える訳で、客観的な視点を得られます(精神的なダメージも大きいけど)。

まぁ、そういうものに晒されて、耐えたものが、そこそこ残る「商品」なのかな、と。

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提供するサービスを量産するということ への2件のフィードバック

  1. いちかわ のコメント:

    以前、懇親会で少しお話しした自作SNS(資格取得とかなんとか)の
    簡単な試作Webサイトができたので、
    転職サービス会社の知り合いに見せたところ、
    「あんま魅力ないね」とはっきり言われました。

    他にも散々言われて、かなりへこみましたが、
    人を紹介してもらったり、貴重な意見を得られたので良かったです。
    そんな僕のためにわざわざ書いてくれたのですね、分かってます。
    ありがとうございました。

  2. masuda のコメント:

    おお、作って見せれたのだから、えらいッ!!!
    今は「体力」を付ける時期だと思うから、どしどし作っては捨ててを
    繰り返すほうがいいでしょう。
    そのうち「パッ」と思いつたら、一晩ぐらいでコアな部分が作れるぐらい
    にはなるハズだから、そういう時期になったら、絵コンテを書いて、調節
    するといいです。

    私も10年前よりも自分は進歩したなぁ、と思うし。
    いや、思ってないと、やってけないしw

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